●2001年のFNSの日●
■放送日時 2001年7月21日(土)午後6時〜22日(日)午後8時54分
■テーマ 「希望」

■進行 小島奈津子、西山喜久恵、木佐彩子(以上フジテレビアナウンサー)
■出演 明石家さんま、タモリ、笑福亭鶴瓶、ダウンタウン、内村光良、とんねるず、爆笑問題、
      今田耕司、ナインティナイン/キャイ〜ン、ネプチューン、ユースケ・サンタマリア、ココリコ ほか
スタッフ

■「ことしの27時間のコンセプトは、笑いで観た人に希望を与える≠ナす。21世紀はじめての
  27時間ですし、たまたまことしはプロ野球のオールスターから番組が始まるので、その後もフ
  ジテレビのバラエティ番組のレギュラーすべての人の出演による笑いのオールスター戦をやっ
  てもらいます。

  ネプチューン、キャイ〜ン、ココリコがそれぞれ全国8か所に飛んでレポートする着ぐるみ選手
  権≠ナは、各局のマスコット人形の着ぐるみに局の代表が入って対決してもらい、FNS系列最
  強のマスコットを決定させます。 また、各局の代表者がお国自慢料理のVTRを用意して、ユー
  スケ・サンタマリアとゲストの前でどっちがおいし いかプレゼンテーションする企画もありますよ」
  (港浩一プロデューサー) 【ザ・テレビジョン2001年7月6日号による】

■カッキー@管理人の個人的見解 98年からの3年間、われわれお笑いファンは本当に悔しい
  思いをしてきた。1987年、24時間テレビといえば日テレというなかで、当時絶好調だったフ
  ジテレビが最高の遊び心を持った発想でつくった番組がこの「夢列島」である。1回限りのはず
  だったが、意外な成功のために翌年からも続け、愛と感動の日テレに対し、笑いと遊びのフジ
  という構図が出来上がり、お笑いファンはこの日を年に一度のお笑いの祭典と決め付け、楽し
  みにしていたのだった。

  ところが、アイドルによる「お笑いの真似事」が世に蔓延り始め、同時に、「夢列島」もアイドルの
  手へとわたってしまった。アイドルを否定するつもりはないが、この番組だけは「お笑い」のもの
  であり続けて欲しかった。それがことし、再びお笑いのもとへ「夢列島」が帰ってく るという。こん
  なに嬉しいことはない。ぜひとも成功して欲しいと思う。4年振りに眠らない夜がやってきそうだ。

  ついでに言うと、先日TOKIOと内山理名が司会したTBSの「ファイトTV24」の平均視聴率は
  12.2%(VR関東調べ)。砂原社長もごきげんだったが、フジテレビにはこれに負けて欲しく
  ない。【2001年7月12日】

----------------------放送を終えて-------------------------

■視聴率
関東平均視聴率 11.4%(↓の歴代視聴率を見るとわかりますが、過去最低)
理由は・・・三連休だったことなどもありますが、やはり内容ではないでしょうか。
お世辞にも視聴者を27時間ひきつけるような中身だったとは言いがたいと思います。
通し企画もいまいち、いま2ぐらいでしたし、コーナーに関しても、昨年などと同様、
特番のつなぎ合わせで、わざわざ夢列島でやるようなこともなく・・・。
ちなみに、さんまサン出演という意外な、そして最高の演出を見せたクイズ$ミリオネア枠
の視聴率は15.0%。これにくらべて、例年、番組の中でも高い視聴率を稼ぐはずの
エンディング(夜7時〜終了まで)が13.4%でした。

■カッキー@管理人の個人的感想  「今年の27時間テレビは面白かったか?」と訊かれれば、そこそこ面白かったと答えたい。橋田ドラマをやるよりも、慎吾ママが出てくるよりも、小さな赤ん坊を熱い照明の下にさらし、アイドルがいいことやってますよーと、わざとらしく見せつけるよりも、遥かに面白かった。

しかしながら、あれは夢列島じゃないという思いも強い。各局の中継もなく、夢列島の目玉の一つとも言える面白素人≠フ登場もなかった。あれでは、フジテレビの独り善がりの観が否めない。フジテレビのスタッフが、適当に自分たちの範疇で出来る企画、コーナーを並べただけに過ぎないという気がする。

ネット局あるいは、日本中を巻き込んで、27時間で出来るスンゲー面白いことをイッチョやったろうかという気概が感じられなかった。もしそんな気概があったなら、夜中に若手の漫才なんてやらないだろうし、加トけんであんなしょうもないこともやらないだろうし、意味のない「ハンマープライス」もやるはずがない。(これらを別に否定するわけじゃなく、夢列島でわざわざやる必要はないという意味)

中途半端な感動をやめ、お笑いという原点に戻ったのは良かった。来年からもそうであって欲しい。けれど、「27時間笑いの夢列島」には程遠かった。フジテレビらしい笑いのセンスを感じる部分が少なかった。80年代後半のあのセンスを見ることはもう出来なくなったのだろうか。

最後に、唯一腹を抱えて笑えたクイズ$ミリオネアの明石家さんま師匠、あんたはスゴイ!やっぱりあなたしかいない・・・【2001年7月24日】

◆新聞ラテ欄◆

FNSオールスターズ27時間笑いの夢列島

▽王・長嶋の開会宣言にとんねるずも興奮・・・

▽6.15プロ野球サンヨーオールスター「第1戦」〜福岡ドーム
解説・西本幸雄ほか (試合終了まで放送)

▽お笑い界もオールスターです・・・
いっさいの予定調和を捨ててドキドキの生放送・・・初心に帰ってぶっ通します・・・
タモリ・さんま・とんねるず・ダウンタウン・内村・ナイナイ・鶴瓶・中居・草なぎ・
香取・みの・加藤・志村が日本中を笑わせ続けます・・・

▽ネプチューン・キャイーン・ココリコ・ユースケは27時間がんばります

▽ダウンタウンのお笑い能力開発ゼミナール

▽すぽると

▽さんま・中居の今年も眠れないスペシャル

▽ユースケのうまいもの企画

▽裏めちゃイケはスタジオが大興奮に

▽真夏の爆笑ヒットパレード

▽エブサタ企画

▽27局キャラ大相撲がいよいよ大盛り上がり
ネプチューン・キャイーン・ココリコは全国へ・・・

▽鶴瓶・香取慎吾の日本のよあけスペシャル・・・
日本を変えたスゴい人達の話・横山やすし爆笑伝説など、佐々淳行さんがナビゲート

▽ユースケの日本全国うまいもの対決・・・

▽笑っていいとも!増刊号スペシャル・・・
アルタを離れて生放送、タモリさん本年も絶好調・・・
関根勤・久本雅美・中居正広・草なぎ剛・香取慎吾・
柴田理恵・安達祐美みんなお台場集合

▽加藤茶・志村けんが爆笑キャラでネプ・キャイ・ココリコに休息

▽カトちゃん・変なおじさんのマッサージで元気回復

▽明石家さんまが若手にダメ出し・・・27時間TVの原点とは
もう誰にも止められない・・・若手はこの愛にこたえられるか・・・

▽競馬の時間なので爆笑問題がやってまいりました

▽ウッチャン・大嵐浩太郎が一人ドミノに挑戦し続けてるらしい・・・

▽史上初・生ミリオネア・・・みのもんたも緊張ハプニング発生は必然
ファイナルアンサーまでたどりつけるのか?

▽ちびまる子ちゃん&サザエさんFNSSP

▽あの企画が今夜限定で・・・
とんねるずのハンマープライスで空前絶後のお宝出品で過熱・・・

▽大フィナーレは見のがせない・全国からネプ・キャイ・ココリコが再結集・
石橋・木梨注目・お笑いだから感動はいらないけど結構盛り上がっちゃうかも

FNSの日 制作実行委員会

《制作指揮》
井上信悟

《スーパーバイザー》
王 東順  佐藤義和

《役員待遇エグゼクティブプロデューサー》
石田 弘

(略)


《監修》
玉井貴代志

《構成》
高須光聖

《作家》
板坂 尚  伊藤正宏  内村宏幸
江間洸司  小笠原英樹  柏木克紀
川野孝弘  木村祐一  倉本美津留
榊 暁彦  鮫肌文殊  鈴木おさむ
館川範雄  樋口卓治  福原フトシ
松井洋介  水野宗徳  宮沢律久

       村雲一元  横山雄一郎
板尾創路  大野ケイスケ  乙川恒樹  川野将一
元祖爆笑王  北本かつら  小矢部マサシ  酒井健作
鈴木工務店  千原JR  野村正樹  長谷川朝二
山名宏和  渡辺 鐘  渡辺・プロ  渡辺健久

《アドバイザー》
白岩久弥

(略)

《制作協力》
D:COMPLEX 日本テレワーク BEE BRAIN
IVSテレビ ワイズビジョン WISH Company
服部栄養専門学校 (株)エスト iiyama
株式会社ミュープランニング&オペレーターズ
大倉陶園 株式会社ノリタケテーブルウェア
Format created by celador Prodaution Ltd.
Coordinated by ECM Productions.Ltd.
電通リサーチ ルミネtheよしもと Qvmp


浅井企画 Arrival イザワオフィス
ジャニーズ事務所 タイタン DENNER
田辺エージェンシー テイクイット・エージェンシー
マセキ芸能社 吉本興業 ワタナベエンターテイメント

<フードコーディネータ>結城摂子(マンダリン工房)

(略)

《FNS最強キャラクター大相撲》

    <プロデューサー>西 雅史
    <ディレクター>中村 肇 福浦与一
              金子 傑 池田よしひろ
              山下浩一 嶋田武史
    <制作進行>大川 泰 神尾昌宏
             藤枝 誠

(略)

《フジテレビ ディレクター》
神原 孝  冨田哲朗
天野晃宏  有川 崇  五木正暁
伊戸川俊伸  大岡慎介  北沢建一
小仲正重  佐々木敦規  清水泰貴
関 卓也  田中暁子  戸渡和孝
長沼昭悟  西田二郎  疋田雅一
福田淳一  藤井辰哉  宮道治朗

田中経一  星野淳一郎

《フジテレビ プロデューサー》
荒井昭博  麻生葦子  石井正幸
大前一彦  及川俊明  岡本昭彦
加茂裕治  片岡飛鳥  きくち伸
栗林 謙  小林稔典  清水宏泰
徳永竜二  原田冬彦  松尾利彦
松野博文  松村 匠  松本方哉

       矢延隆生  米川一成

       越智武彦(関西テレビ)

《エグゼクティブディレクター》
三宅恵介

《総合演出》
小松純也
伊藤征章  渡辺 琢

《総合プロデューサー》
吉田正樹  水口昌彦

港 浩一


制作著作  フジテレビ

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