KAKKI AWARD 2006

6年目!もう既にマンネリな感じもいたしておりますが、とりあえずまぁお付き合いください。「アカデミー賞」、「グラミー賞」、「エミー賞」、さんま御殿の「踊る!ヒット賞」に並ぶ世界5大アワードのひとつ「カッキー アワード」。カッキーが2006年に観た聴いた人、モノ、作品、団体から良かったものを独断と偏見で勝手に表彰しちゃいます。

音楽作品部門
 最優秀音楽作品賞
Sarah Brightman「A Question Of Honour」
東芝EMI/日本発売日06.3.15
この曲の発表は今年ではなくずっと以前のようですが、今年日本に上陸ということで選びました。テレ朝のサッカーテーマソングやトヨタ・マークXのテーマ曲としてよく聴いた曲ですが、たしかに、やる気というか向上心が沸く一曲でありました。

 最優秀邦楽アルバム賞
宇多田ヒカル「ULTRA BLUE」
東芝EMI/発売日06.6.14
やっぱ「COLORS」は名曲、「Making Love」もいろんな思いを呼び起こさせてくれました。「とうとう知り合って十年・・・」っていいです。そして、今年はツアーの新潟公演にも行ったし、ということで、2002年の「DEEP RIVER」以来のアルバム賞受賞です。

 新人賞
奥華子「やさしい花の咲く場所」
ポニーキャニオン/発売日06.3.1
さんまさんの「広告大賞」に出演され、そのナイスキャラに惹かれてこのアルバムを手にしたのですが、「帰っておいで」は何度もリピートして聞き、心落ち着かせていただきました。唄うことを愛し、唄うことを楽しんでおられるその姿がとっても素敵です。

映像作品部門
 最優秀連続テレビドラマ
Dr.コトー診療所2006
フジテレビ/06.10〜12放送/
なんやかんや言うても、ちゃんと見られるドラマでした。いや、本当、純クンこと吉岡秀隆氏や小林薫氏、泉谷しげる氏などなど素晴らしい役者陣が揃っておりまして、グッときます。蒼井優ちゃんもいいね〜。『高校教師』のときも良かったけど。

 最優秀単発テレビドラマ
新春ドラマスペシャル 古畑任三郎ファイナル
フジテレビ/06.1.3・4・5放送/脚本=三谷幸喜/企画=石原隆/プロデューサー=関口静夫、柳川由起子/音楽=本間勇輔/演出=河野圭太/制作=フジテレビ、共同テレビ/出演=田村正和、西村雅彦、石井正則、<第1夜>石坂浩二、藤原竜也、<第2夜>イチロー、<第3夜>松嶋菜々子 ほか
年の初めにONAIRされた最後の古畑。なんとイチローが“大リーガー・サブロー”という役で犯人を演じるなど、度肝を抜く内容でした。これまで数々の名作を生み出した「古畑」もこれでジ・エンド。これまでの名犯人≠挙げればキリがありませんが、笑福亭鶴瓶、明石家さんま、山口智子、沢口靖子、緒形拳、桃井かおりといったところがワタクシの心に残る犯人たちであります。そして何より田村正和なくしてこの物語はあり得なかったことでしょう。これまでのすべての作品に敬意を表して最優秀賞です。

 最優秀主演女優賞(成人指定) ならびに お世話になったで賞
沙雪
プレミアデジタルモザイク(PREMIUM) ほか
今年も一般作品でコレという女優さんにお目にかかることができませんでしたので、成人部門からの受賞です。残念ながら沙雪嬢は12月発売作品で引退されたそうですが、えぇもうそりゃベッピンさんで一般女優の小雪嬢と甲乙つけ難いほどです。そんな彼女が今年は大車輪の活躍を見せてくださいました。お世話になりました。そして・・・

果梨
現役アイドル×ギリギリモザイク(S1) ほか
本賞始まって以来の同一部門2人受賞で、この方も選ばせていただきました。今年S級女優として華々しくデビュー。そのなんともウブな感じがぼくの心をカチンカチンに惹きつけてくれました。来年の活躍も期待しております!

 最優秀助演男優賞
泉谷しげる
「Dr.コトー診療所2006」(CX)
いやはや、このたびのDr.コトーはもうこの方なしでは出来上がらなかったのではないかと思うくらいです。原さん(時任三郎)を産廃処理場に迎えに行ったときの、あの表情、もうあの役が乗り移ったとしか思えませんでした。

文学作品部門
◆文学賞
雫井脩介「クローズド・ノート」
角川書店
ことし出版されたハードカバーという基準で選びました。なんと温かい恋の物語だろうか。ストーリーだけをとってみれば、そこに特別意外な展開は待ってない。むしろ先を読める。しかし、作者の持つ類稀な筆力が読むものの心を揺さぶる。人間の心がきっちりと描かれている。登場人物たちの一挙手一投足にしっかりと人間の心が込められているのである。雫井氏は2004年の『犯人に告ぐ』以来2度目の受賞。

ヒューマン部門
◆世界最強・日本の誇りで賞
王ジャパン
ワールド・ベースボール・クラシック日本代表チーム
誤審やら何やらといろいろありましたが、すべてはこの最高の瞬間のため用意されていたシナリオだったのではないかというような「世界一」。ひさびさに日本中が一緒になって応援できたのではないでしょうか。やっぱ、野球面白いよと思わせてくれた、王ジャパン。本当にありがとうございました。


以上の選考はすべて、「2006カッキーアワード選考委員会」の独断と偏見によるものです。

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