2001年11月22日(木)【夫婦別姓を笑う(^o^)】
こんなことを論議するほど日本国はヒマなのかと思うような問題、そう、それは「夫婦別姓」。ボクからしたら、なんじゃこりゃです。日本国の民法で、結婚・入籍した場合に「女性は強制的に男性の姓を名乗らなければならない」というんなら、こりゃ問題だろうけど、そういうわけじゃない。話し合ってどちらの姓にするか選べるのに、これ以上どうせえっちゅうの?
女性のほうが姓を変える場合が圧倒的に多いからなんていうのは理由にもなりゃしない。それと、姓を変えると仕事上で不都合が多いからっていう理由もあるけど、夫婦が別々の姓を名乗ることによる不都合のほうがはるかに多いよ。
その最たるものが、子どもが大人になったら、どっちにするか選ばせるっていうヤツね。バカも休み休み言え、そんな酷な話があるか。子どもがこっちの姓にするっていって、はいそうですか、そうしなさい、チャンチャン、というふうには、とてもじゃないけどいかないぜ。選ばされる子どものほうも迷惑だよ。
そして何よりこの問題で危惧するのは、「夫婦別姓容認派=善人」、「反対派=頭の固い悪人」みたいな構図が出来てること。夫婦別姓を認めない人はまるで女性を差別してるみたいな感じになってる。勘弁してくれよ。こんなのは、過激なフェミニズムを掲げる連中に完全にノせられてるんだよ。ムリヤリ、女性差別と夫婦別姓を混ぜこぜにして世間の気をひこうとしてる。
女性差別っていう点では、もっとほかにやらなきゃいけないことがある。保育園をいまの倍つくるほうがよっぽど世の女性も男性も喜ぶよ。いや、倍つくらなくても、開園時間をもう3時間延ばすだけでもいいよ。こうすることで、夫婦が安心して働きにいける。泣く泣く仕事を辞めなきゃいけなかったり、女性だっていう理由で採用されないってこともきっと減る。本当に働きたいっていう意欲のある女性が涙をのまずにすむ。
「夫婦別姓」って過激なフェミニズムを語る連中のために利用されてるようにしか思えない。本当の男女同権なんて「夫婦別姓」なんかでやってきたりはしないのに…。
さて、明日の祝日はボクの友人の結婚式でボクも招待されてるんですが、友人は姓が変わります。その友人は、男、♂、オトコです。だからどうってことはないけどネ(^^)。